2つの書斎

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連続投稿ですみません。徳田英和設計事務所・徳田です。
西鎌倉の家リノベーションの続きです。
今回は2階子世帯のご夫婦それぞれの書斎をご紹介します。

photo 安川千秋
まずはご主人の書斎から。1年のうち大半が海外勤務のご主人は、出張前の準備が大変で、複数のスーツケース置場、何種類もある制服などを広げたり畳んだりするスペースが要求されました。造り付けのベッドを浮かせて取付けて、下部をスーツケース置場としました。造り付けのベッドは主に荷物を広げて整理するための場所として使います。
もちろん昼寝にも使います。 (寝室は別に畳の部屋があります)

photo 安川千秋
一方奥様は、ノートPCでエッセイを書いたり、ミシンを使ったりできるコーナーがリビングの一角に欲しいということでした。もともと、リビングの片隅に小さくていいので寝転んでテレビが観れるような、小上がりの畳コーナーが欲しいという要望があり、書斎コーナーと絡めて考えることにしました。
リビングダイニングが7帖半、畳コーナーが1帖半なので、空間をつなげれば9帖のワンルームになるわけですが、そんな小さな空間だからこそ、あえて壁で仕切ってはどうかという方向性を探ってみました。
出入口や小さな窓から、壁の向こう側に部屋があることが垣間見えるという方が、かえって奥行きを感じるのではないかと考えたわけです。
さらに、その1帖半のスペースは、寝転ぶ、ノートPCやミシンを使うという用途からして、天井が低くてもいいのではないか、茶室のにじり口ようにかがんで入る出入口でいいのではないか、書斎コーナーは掘りごたつ式にして…などなど次々にアイデアが出てきて、下の写真のような1帖半の昼寝室+掘りごたつ式ミニ書斎ができました。

photo 安川千秋
天井はゆるい円弧を描き、壁から天井まで白い壁紙を張りまわしているので「穴ぐら」のような居心地のよい小部屋です。
正面の小窓は階段に面していて1階の親世帯の気配がなんとなく伝わるようにしてあります。
徳田英和
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