山行き

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こんにちは。
いろは設計室の橋垣史子です。

関東ではすでに梅雨入りしたということですが、
この週末はカラッと晴れて気持ちのいい天気です。
上の写真は私の事務所の様子ですが、床は杉のムク板なので、今の季節はすでに裸足となり、気持ちよく過ごすことができています。

テーブルはオニグルミの木、家具は杉やタモの木でつくっています。
というように、今では自分の生活の中でも、設計する家でもムクの木が好きで、使うことがあたりまえになっていますが、設計の仕事を始める前は、木のことを全く知りませんでした。

そんな私が木を大好きになったのは、
設計事務所に勤め始めた頃に、山を訪れたことがきっかけでした。
会津の山(製材所や材木屋さん)に行き、山の現状を見せていただいたり、伐倒や製材に参加させていただいたりしたのですが、今まで材料として出来上がった状態の木しか知らなかった私には初めてのことばかり。
その時から、木がとても好きになり、それからは何度も山に通うことになって今に至ります。
通っているうちに、自分の好きな木や、設計する家で使いたい寸法などもわかってきて、ついにはほんの少しだけですが、丸太で木を買うようになってしまいました。

これから家を建てる方は、ぜひ山に足を運んでいただいて、自分の家に使われている木が、どんなところでどんな風に育ったのかを知ることができれば、より出来上がった家を理解し、愛着もわいてくるのではないかと思います。
山行き、オススメです。

はじめまして、橋垣です。

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いろは設計室の橋垣史子です。
東京都中央区で設計事務所をやっています。

自然の素材や自然のちからをいかした家の設計を中心に、
事務所をスタートしてからもうすぐ7年になります。

素材にこだわっているのは、
独立する前、まだ設計事務所に勤めていた15年ほど前に出会った施主の方が化学物質過敏症だったことがきっかけでした。

その頃はまだ現在のように症状が一般的に認知されていない頃だったので、なかなか情報も少なく大変だったのですが、その方の苦しさを近くで見ていたので、その後素材にこだわった家づくりをやりたいと強く思うようになりました。
その後独立してからは、化学物質過敏症の患者さんを診察する診療所の設計をさせていただく経験も経て、できる限り人にやさしい家をつくっていきたいと思い現在に至ります。

それから、ひとつお知らせです。
4月20日(土)10:00から18:00まで
「目白オープンアトリエ ― 暮らしの器の展示会 ―」に参加します。
目白(東京都豊島区)の吉村順三ギャラリーの2、3階で設計事務所をやっていらっしゃる方たちの展示会に、私は今回ゲスト参加させていただきます。
これまでの実例の写真や模型の展示のほか、
終日現地にいますので、ご相談などをお伺いすることもできます。
(入場・相談無料)
場所など詳しくは、こちら をご覧ください。