それぞれの椅子

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今回のテーマは「食卓」ということで、みなさんの写真をながめていたら、この家の食卓を思い出しました。

大きな瓦屋根の家で、食事をする空間が吹き抜けていることもあり、存在感のあるテーブルがいいねということになりました。
茅ヶ崎の家具屋 イヌイット ファニチュア inu it furnitureさんに、家を見てもらい、イメージを伝え提案してもらったのが、古民家の梁をつないだテーブルです。

蝶々型のちぎりで、2本の梁が結んであります。

そして椅子は家族3人、それぞれ違うデザインにしました。
昨年、竣工して10年が経ったということで久しぶりにうかがったのですが、少年は青年に成長し、相変わらずご家族3人仲良く暮らされていて、とてもほのぼのとした気持ちになりました。

ガラスのペンダント

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ガラスのペンダントといってもペンダントの照明のこと、、、
今建築中の家で、食卓の照明器具に大谷佳子さん制作のガラスのペンダントライトを使うことになり、先日打ち合わせをしました。

大谷佳子さんは、古来のパートドベールの技法にて型ガラス作品をつくっています。粘土で原型をつくり(塑像)、耐火石膏で型取り、その型に模様を彫り込みます。ガラスを詰めて焼成、石膏の型をはずして加工、研磨して完成です。自由な造形が可能で、1つ1つオリジナルの作品になります。

今回は照明器具の大きさだけ決めて、あとはおまかせしました。

Otani yoshiko glassのFacebookで石膏ロクロを使ってペンダントライトの原型を制作しているのを拝見

 

11月にペンダントライトの個展を開かれるそうで、楽しみです。

大谷佳子ガラス展 『あかり』
2017年11月17日(金)〜27日(月)(火曜、水曜定休)
11:00〜18:00
神奈川県茅ヶ崎市東海岸北5-1-30 ギャラリーart sea(アートシー)にて

 

ペンダントライトを新しくデザインし直しました。鋳造ガラスならではの内包する気泡の美しさ、 透過された光のやわらかさ、模様によって複雑になる陰影なども見て感じていただけたらと思います。キャンドルフォルダー定番のうつわ、グラスなどもありますのでぜひご覧ください。大谷佳子

 

ぶらぶら歩く

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趣味 DIYや手芸、洋裁をやりたいと常日頃思っているのですが、いまだに重い腰が持ち上がらず、趣味と言えることはあまりないのですが強いて言えば、いろいろな場所をぶらぶら歩くことでしょうか。
前々回書いた奥琵琶湖の菅浦もそうですが、行ったことのない、いろいろな場所を歩きたいと思っています。逆に定番の散歩コースといえば、我が家のお墓参りです。

うちのお墓は台東区橋場にあり、有名な方も眠っていらっしゃいます。

お寺を出て車道をわたり、土手を登るとこんな風景が広がります。

空が広ーく、清々します。3月のお彼岸に行くと桜を楽しめることもあります。
浅草駅までのんびり歩き、最後にここに寄るまでが定番コース。

昔からお墓参りの後はここ、途中改装して綺麗になりましたが、たたずまいはかわらず・・・わたしにとって懐かしい浅草の風景です。

上棟

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相羽建設とすすめている家が、先日めでたく上棟しました。

台風がせまってきている状況だったので、大工さん7人で、素晴らしい早さで進みます。午後いちに、すでに棟は上がり、夕方には屋根の防水シートまで終わりました!!


図面やスケッチだったものが、実際の建物になり、いろいろ気になっていたところをチェックします。まわりの環境と調和しているか、、、これから仲間に入れてくださいね、と近所の家々に心の中で挨拶しておきました。

建物の中に入って、各室の窓からの眺めも確認します。
一番気になっていたのは、ダイニングからの眺め。


道をはさんでケヤキの大木が2本あり、それを眺めながら食事をする風景を想像します。

工事はこれから佳境を迎えます。

奥琵琶湖 菅浦

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西表島、まさに夏休み!ですね。
わたしも昔、探検部で西表縦断したことを思い出しました。

今年の夏はどこも行かなかったなあと考えていたら、そういえば夏の始めに旅したことを思い出しました。
岐阜県大垣の友人に会いに行った帰り、近くのどこか、観光地ではなく、普段とは違う風景が見たいと探していたら、心惹かれる場所がありました。
遠藤周作氏、白州正子氏も訪れ、寅さんのロケも行われたという、奥琵琶湖の「菅浦」です。わたしは初めて聞いた地名でした。

以下、Wikipediaより
菅浦の湖岸集落(すがうらのこがんしゅうらく)は、滋賀県長浜市西浅井町の琵琶湖に突き出し岬状をなす葛籠尾崎の西側入り江に位置し、険しい山に囲まれているため、水運主体の隔絶された集落であったことから早くに惣村が形成され自検断を行使し、近江国を領有した京極氏や浅井氏の統治を嫌い対立したこともある。集落の東西には境界となる「四足門」が残されており、部外者の出入りを厳しく監視していた。

茅葺屋根の「四足門」
須賀神社は、淳仁天皇御隠棲の地で保良の宮跡だと信じられているそうです。

台風などによる高波の被害を防ぐためということで、家の前に石垣が積まれていました。漁港なのに磯の香りがしない、、湖だからか!と妙に納得したり、、

おもしろかったのは、集落内に通勤時間のかからないヤンマー農村家庭工場があったとのこと、職住近接のはしりですね。

菅浦散策後、長浜(市)でラーメンを食べ、お参りした大通寺の初夏の写真を見ながら、あっという間の夏だったなあと思うのでした。

大谷佳子さんのガラス展

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暑中お見舞い申し上げます、ツバキハウス 椿です。
茅ヶ崎にある熊澤酒造の桶場と呼ばれた倉庫を改修したギャラリー okeba

で開催されている「大谷佳子さんのガラス展」に行ってきました。
佳子さんは、一つ一つ手彫りした耐火石膏
の型で制作するガラス鋳造技法(キルンキャスト)を用い、大判ガラス、照明器具
、香水瓶、火器、うつわなどさまざまなガラス表現に挑戦しています。
Otani yoshiko glass

ご実家である寒川の家の照明器具、建具の明かり窓、玄関の壁にはめこんだガラスは佳子さんの製作です。
寒川の家(一番最後に写真があります)

今回もまた新たな作品、挑戦を見ることができました。

気持ちがたいへん涼やかになったあとは、湘南ビールでお口も冷やしました。
5日まで(なんと明日ですよ)開催中!!

鎌倉 やぐらのある住宅

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お久しぶりです、ツバキハウス 椿です。
先日「東京のちいさな美術館めぐり」という本を出版されているフリーライターの浦島茂世さんが企画した、鎌倉の「やぐらのある美術館になる予定だったノーマン・フォスター設計の建物見にいこうぜ会」に友人の誘いで参加してきました。
ここは、中世は無量寺という寺があり、その後刀工綱廣の屋敷、大正時代には岩崎小弥太の別荘があり、2004年にイギリスの建築家、ノーマン・フォスター設計の美術館とする計画もあった住宅が建設され、その後鎌倉市の所有となり(仮称)鎌倉歴史文化交流センターとして公開されることになっているそうです。
(現在、見学させてもらうにはいくつかの条件があるようです)
鎌倉にノーマン・フォスター設計の住宅があるということにもちょっと驚いたのですが、この門の前は何度か通ったことがある!という場所でした。

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今年も芍薬

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こんにちは、ツバキハウス 椿です。
桜は散ってしまいましたが、春真っ盛りというかんじで、いろいろな花が咲いている今日このごろです。
5月10日には西尾さんの 「緑とつながる庭づくり2」 があり、楽しみですね。
3月の「すまいのリノベーション」の時にわたしが紹介した寒川の家、大谷芍薬園さんの芍薬も今週半ばくらいから収穫がスタートしそうです。
4月15日から予約が始まった母の日カード付き花箱などはすでにSOLD OUTのようですが、5月1日からまた注文を受けつけるようです。大谷芍薬園では、先代が独自に品種改良したものも含めて50ほどの種類があり(出荷は20種類ほど)、咲く時期はまちまちなので、頼む時期によって品種が変わるのも楽しみなところです。
詳しくはこちら↓


先週、畑では芽欠き(メカキ)作業が行われていました。

一つの茎に大きくまっすぐ一本の花が咲くように、脇から出た小さい芽をとったり、小さめの花芽を摘花をします。一つの茎に一つの花・・・・
きのう「ダーウィンが来た」を見ていたら、海鳥ペンギンも一家に一匹の子供しか育たないそう(兄弟はライバルで強い子しか生き残れない)・・・厳しいです。
・・・余談でしたが、わたしもまた押しかけアルバイトに行こうと楽しみにしています。(去年やったことはすっかりリセットされていますが)

ちょっと感動

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こんにちは、ツバキハウス 椿です。
吉祥寺、と言えば学校帰りにお店めぐりをしたり、飲み歩いたり・・・
井の頭公園で遊んだり、飲み歩いたり・・・
いろいろな思い出が、走馬灯のようにかけめぐります。
先日、久しぶりに吉祥寺へ行く機会がありました。
井の頭線の改札を出て、階段を下りようとして、おおっ!

井の頭線の改札口を出たところから、中央線のホームが見えるではありませんか。
たしか壁か天井で、中央線のホームは見えなかったような??
電車が見えるスタバとおぼしきカフェもあって、電車好きにはたまりません。
線路の配置はそのままなのに、ちょっとした発想で
広がりのある格段に気持ちよい空間になるもんですね。
吉祥寺、次はハーモニカ横丁を久しぶりに攻めてみよう(?)と思ったのでした。

年賀状

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1月も瞬く間に10日になりましたが、あけましておめでとうございます。
ツバキハウス 椿です。
今年も素敵な年賀状をたくさんいただきました。
わたしの年賀状は、というと・・・
子供のころから30歳くらいまで、せっせと多色刷りの版画で年賀状を作っていましたが
しだいにCADでイラストを書いてプリンターで印刷
ここ数年は写真にちょろちょろっと文字を書いて・・・というパターンになっています。
今年の写真は・・・熱海で撮影した日の出の写真

でもこれは日の出直前の写真で、実際の日の出の瞬間はこちら

日の出の直前の空は深い青色で、この空の色をお伝えしたくて、年賀状にしました。
ではこの写真どこで撮ったのか?というと、年末に熱海の大観荘へ泊まり撮影しました。

横山大観さんが泊まったことで有名な高級旅館ですが
姉のご招待で泊まることができました。(姉さま、ありがとう!)

お庭もすばらしいです。

海が見える客室のお風呂。

こうした旅館やホテルの空間を体感することも大切だなあと感じました。
そういえばどこかの設計事務所さんも忘年会をやっていました。
なかなかいつもは泊まれませんけどね・・・
そんなこんなで、今年も時々登場しますので、よろしくお願いいたします!