あいらぼミーティング

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こんにちは。スモールスペースの平間千恵子です。                     ここのところ夜は涼しく寒いくらい、秋になりましたね。

毎月行っているあいらぼミーティング、
今回は私の事務所兼自宅で行いました。
せっかくなのでみんなでお昼を食べながら。。
11月にこの場所で「働く家~小さな家の改築と庭づくり~」という
イベントを開催することになり意見を出し合いました。
職住一体の暮らしをはじめたことで、
私の家は以前と比べて人の出入りが多くなりました。
昔は、農家や商店など家が仕事場になっていることが珍しくなく
人の出入りもそこそこにあって、地域との繋がりがあったと思うのですが
今は家の中というのは家族だけのもの、来ても子供の友達くらい
ということが多いのではないでしょうか。
もちろん人それぞれ、年代によっても考え方が違うと思うのですが
今の私は人が集まる家というのは楽しい。。。と感じています。
ということで、仕事や趣味を家に取り込んで楽しむ「働く家」のすすめ、
それと小さな家の改築で工夫した点をいろいろとお話する会を企画しています。
そして快適な生活に欠かせない緑について、
あいらぼで何回か素晴らしい自宅の庭を披露してくださっている西尾さんが
今回、うちの奥行1.8mの庭に手を入れ、
小さな庭づくりについてレクチャーしてくれることになっています。
11月12日(日)開催予定です。また詳細はお知らせさせていただきます。
よろしければ是非遊びにきてください。

 

 

引越しの夏。。。

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こんにちは。スモールスペースの平間千恵子です。
みなさんそれぞれ、夏らしい投稿が続いていて羨ましいです。
私は、5月から改装工事していた自宅兼事務所が8月中旬に完成したため、
お盆休みからつい先日までひたすら引越し作業。。。
この夏は片づけ処分整理の毎日でした。

今まで事務所を近くで借りていたのですが、
この度思い切って自宅を改装して職住一緒の暮らしを始めることにしました。
家事や庭の手入れなどしながら仕事ができるというのは憧れでもありましたし
拠点が一か所になって、気持ち的に落ち着きました。
ここで暮らしながら、住宅のあれこれを考えていけると思うととても楽しみです。
今回、設計者としてだけではなく、施主として思うこともいろいろ。
これからに生かしていければと思います。
場所は埼玉県の三芳町という所沢の隣町です。
お近くにいらっしゃることなどありましたら、いつでも遊びにいらしてください!

工事中の様子など書き溜めています。(こちら

よろしければ覗いてみてください。

 

 

 

 

 

 

板塀工事

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こんにちは。スモールスペースの平間です。
今日は昨日とは一転、日中は風もなくあたたかな一日でしたね。
先月、あいらぼイベントの体感ツアーをさせていただいた川越・広栄町の家
お引越しが終わり、今日板塀の取付工事をしました。
(イベントにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。)
今まで道路から家の中がよく見えてしまう状態だったのですが
一気に庭や室内が落ち着きました。
板塀の間隔、どのくらい隙間をあけるのかは、いつも迷うところですが
今回は20mmにしました。少し広目かもしれませんが
塀の高さが約1700mmと高めなので風当たりを少しでも和らげたいのと、
塀の向こう側に植える樹木のためにも風が通りやすい方がよさそうということで。。
それと今回、柱のみ樹脂木(樹脂と木材チップを混合して造られた人工木材)
を使ってみました。色が濃いせいもあるのか樹脂木感は殆ど感じません。
どうしても長い間には木材の腐りの問題も出てきますが、
交換しなければならなくなった時には板部分のみ張り替えれば済むのでは、、ということで。
実際今日も工事を見ていて思ったのですが、板を張るまでの工程、
水平・垂直を見て柱を据え付けるまでの下準備にとても時間がかかり
板を張るのはビックリするほど短時間でした。

この先少しずつ庭に緑が増えてきて、どんどん住みこなされていくのが楽しみです。
今日は本当にお天気がよく、陽だまりの縁側で、お施主さん大工さん監督さんと
みんなで写真を撮りました。

暮らしの学校 体感ツアー(その七)のおしらせ

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こんにちは。スモールスペースの平間です。
川越で工事を進めてまいりました広栄町の家で、
あいらぼ体感ツアー(その七)を開催させていただくことになりました。
ということで、現場は仕上げや器具の取付などの工事で追込み中です。。。
今年5月に着工し、お施主さんと工務店さんと一体となってつくってまいりました。
よろしければ是非お越しください。

今回は、前回の「ウチとソトをつなぐ暮らし展」の事例体感版という感じで、お家の中を回りながらいろいろとお話できたらと思っております。
このお宅では、以前使われていたアルミの玄関ドアやベランダ手すりその他を再利用しているのですが、造作に溶けこませて工業製品感を抑える工夫をしてみました。その他、ちょっとしたスリットや1枚の棚やバーなどでとても使いやすくなったり素敵な設えになるという例を、あいらぼのメンバーからもアイデアを集め展示します。ほんのちょっとのくらしのひと手間、そんなお話もさせていただこうと思っています。
当日はあいらぼメンバーの西尾さん、椿さん、橋垣さん(全員女性!)も現場に来てくれます。何かご相談などありましたらお気軽に声をおかけください。
(※11/22追記西尾さんは都合によりいらしゃれなくなりました。)
26(土)27(日)は相羽建設の中村さんの担当されたお家の見学会もあります。(
ちょっと離れていますが、はしごしてくださったら嬉しいです。

(←画像をクリックすると拡大します。)

日時:11月27日()10:00~17:00
  (トークイベント 11:30~12:30)
場所:川越市広栄町

お申込み:こちら(相羽建設イベント情報)      
        
お申込みいただいた方に現地の
地図と詳しいご案内をお送りさ
せていただきます。
お待ちしております!

※ainoha紙面で11/13(日)としておりましたが、日程変更させていただきました。
 

今日の現場の様子です。↓

スモールスペース1級建築士事務所(
平間千恵子

足場が外れ・・・そして祭り

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こんにちは。スモールスペースの平間です。
いいお天気ですね。本当の秋晴れです。
川越・広栄町で工事進行中の現場なのですが、先日足場が外れました。
今日はお施主さんのIさんと打合せで現場へ。
そこに本当にタイムリーにお祭りの神輿が!!
今日は川越まつりなのです。
ですが山車や縁日の店が出てお祭り気分なのは
蔵の街近辺の地域だけと思っていたので
思いがけず町内会の皆さんが神輿を担いで前を通ってくださって
とってもうれしく幸運をもらった気分でした。
そしてみんなで祝いの一声を挙げてくださいました。
足場が外れて、雲一つない青空の下、こんな風に祝っていただけて
なんだか涙が出そうでした。

もともとあった門かぶりの松がまた素敵でこの家にも合ってます。
大工さんたち、本当に一生懸命に造ってくださっています。
気迫を感じます。

こちらはピアノ室。壁の板は米杉です。
音の反響が大きくなりすぎないよう、天井には有孔ラワン合板を使ってみました。
ここにグランドピアノが入って音が鳴ると思うとわくわくします。。
このお家は11月末に完成します。
お施主さんのご厚意で、見学会&あいらぼのイベント
「暮らしの学校~ウチとソトをつなぐ暮らし展Ⅱ」
をさせていただく予定になっております。
(11月27日()予定
ainohaでは13日とお伝えしていたのですが、27日に変更になりました)
近くなりましたらまたお知らせさせていただきます。詳細は(こちら)
少し寒くなったころ・・・よろしかったら是非お越しください。
川越まつりは明日まで
。こちらも是非行ってみてください。
歴史あるとっても盛大なお祭りです。

雨の日に

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こんにちは。スモールスペースの平間です。
今日も雨。
今年の夏は台風がまともに直撃したり、不安定な天気が続きますね。
来週初めはまた10号が来るとか。。。
気になることもあり、川越のポレポレさん(パン工房のある家)に立ち寄らせていただきました。
一昨年増築したギャラリーには屋根付きのテラスがあります。
深い軒の下にいるとなんだか安心して少々の雨なら楽しめます。
いろいろお話していて、9月にポレポレさんでお料理教室を企画されているとのことでしたので
お知らせをさせていただきます。
・・・・・・・ポレポレ 料理の時間・・・・・・・
食の楽しみは人と人とのコミュニケーション
ひとつのお皿をみんなで分け合い楽しむ。
「和 洋 中」の大皿料理(時短料理)を紹介する講習会です。
日時:9月26日(月)10:30~2時間程度
場所:パン工房ポレポレ
講師:森 千秋
メニュー:鶏ムネ肉の簡単マリネ/卵とアボカドのサラダ/
      ピーマンとキャベツのアンチョビ炒め/冷たいじゃがいものスープ 
人数:6名/回 先着順
会費:3,500円
申し込み先(Eメール): tono13jp◎yahoo.co.jp (◎を@に変えてお送りください)
        (電話) : 049-226-1613
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

試食の際にはポレポレさんのパンも出ます!この日以外でも何人か集まれば、お料理教室・パン教室など随時受け付けていらしゃるそうです。蔵の街の隣接ですので、観光がてら覗いてみてくださると嬉しいです。
(パン屋さんの営業日は毎週金・土曜日)

スモールスペース/平間千恵子

チルチンびと 2015春号

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こんにちは。スモールスペースの平間です。
今日は本当に真冬の寒さ・・そして不思議なお天気でしたね。
昨年末に取材していただいた川越のパン工房ポレポレさんのお宅が
3/11発売のチルチンびと(2015春号)に掲載されました。(P32~)
キッチンをメインに小さなお店のこと、暮らしぶりなどが紹介されています。
この号は「キッチンで変わる暮らし」キッチンの特集号です。
街なかの家のキッチン、大自然とともにある山の家の台所、
さまざまな形が紹介されています。
奥村まことさんの台所の記事もとても見応えがありました!
本屋さんでお手に取っていただけるとうれしいです。

傍島浩美さんの椅子2

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こんにちは。スモールスペースの平間です。
今日は立春。お天気もよく明るい。。
2月に入ると季節が動き始める感じがしますね。春に向かって、気持ちが上がってきます。
以前にこちらでも書かせていただいたのですが、
お願いしていた傍島さんの椅子が・・・届きました!
座ってみる。。ギャラリー上り屋敷さんで座らせていただいた時のフィット感が蘇りました。
お願いした後、実は傍島さんの工房を訪ねて、いろいろお話を伺ったり
作業場を見せていただくことができました。
家もそうですが、造り手に会ったり過程を見たりすると愛着が増しますね。

前からそこにいたように馴染んでくれています。
座面の座布団は簡単に取外しができるので、後々取替えることができます。
張地をどれにするかとっても迷いましたが、今回はレンガ色のレザーに。 (正解!)
形も本当にシンプルで、ある意味素っ気ない感じがとてもいいです。
四角いのですが、座り心地はとてもやわらかい。。。
small spaceにいらっしゃる方、是非座ってみてください。
図面を描きながら、椅子の置いてある打ち合わせスペースを眺めてはニヤニヤ。。
大事にします。
傍島さんの工房 hao&mei

傍島浩美さんの椅子

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こんにちは。スモールスペースの平間です。
昨日の徳田さんの西鎌倉の家、とても素敵ですね。
私は都合がつかず昨日は参加できなかったのですが、
25日(土)の見学会にお邪魔しようと思っています。
楽しみです。

今、池袋のギャラリーで傍島浩美さんの家具の展覧会が開かれています。
今まで雑誌などで目にしていいなぁと思っていたのですが
たまたまこの展覧会のことを知り、触れて座ってみることができました。
やはり見ているだけとは違います。画像で見てよさそうと思っていたものより
フィットする椅子が見つかりました。
一見真面目そうに見えますが、不真面目な姿勢でも受け止めてくれます。。。
近々私の事務所に来てくれることになりました。
少し時間がかかるかもしれませんが、それも楽しみ。

椅子の他にソファなどの展示もありました。
座面の高さが30cmほど、組み合わせて自由に使えるようなソファもあります。
座面の低さ・使い勝手が和室の座布団的な感覚で馴染みます。
こちらも四角い形をしているのですが、
とても優しい安心できる座り心地でした。
傍島さんの家具は作家性が強すぎなくて、謙虚な感じがします。
背もたれがちょうどいいところにあったり持ってみた重さの感じもちょうどいい
重くないけど不安感がない、そして職人を感じます。
そんなところがとてもいいなぁと思います。

この展覧会は池袋(目白)のギャラリー上り屋敷さんで開かれています。
こちらがまたとても素敵なところなのです。
住宅街の中の一軒家のような場所で、家具たちがとてもしっくり合っていました。
傍島さんの家具は新宿OZONEでも見られるようですが、
このお家のような空間で座ってみたりお話しながら
ゆっくりできるのがとてもよかったです。
「上り屋敷」ってこのギャラリーをイメージしてつけられた名前なのかと思ったら、
この辺りの地名のようです。由来が気になる名前ですね。

「家具作家 傍島浩美の仕事」展は10/25(土)まで(13:00~18:00)
25日は傍島さんがいらっしゃるそうです。


松山で勉強会 第3回

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スモールスペースの平間です。こんにちは。
早くも関東は梅雨入りのようですね。。。
先日、愛媛・松山で進めているまちづくりプロジェクトの勉強会があり、松山に行ってきました。あいらぼメンバー市川さん、島田さんに続き第3回目。今回は「愛着のある家とまちと暮らし」についてお話をさせていただきました。
松山の人の温かさに触れ、参加してくださった方々も熱心に聞いてくださったので(これも優しさ)こちらも緊張に負けず「お伝えしたい」という気持ちで臨むことができました。
最後に「家は器だと思っていたけどライフスタイルなんだと思った」と言ってくださった方や、丁寧に感想をおっしゃってくださった方、伝わったのかな・・・という思いがして嬉しかったです。
この模型は松井建設さんのとてもお若い新入社員の方を中心とした皆さんによるもの。今回の勉強会に間に合うように頑張って造ってくださったようです。これからがますます楽しみな会社、なんだかうらやましくもありました。
そして松山のまちも人も、空気が合うというのかとっても好きになってしまいました。

勉強会の前に松山から車で30~40くらいのところにある、内子のまちを訪れることができました。
川越・蔵の街と同じように「伝統的建造物群保存地区」に指定されている街。写真で見るよりずっと素晴らしいところでした。。
その内子のまちの中に中学校がありました。まち並みに馴染んだ、とても素敵な校舎(写真下・吉田桂二さん設計)です。
部活動に来る生徒さんに何人も出会ったのですが、みんな、‘知らない人’の私たちに向かって「おはようございます!」と声をかけてくれます。少し離れていても、見つけると帽子を脱いで挨拶してくれた子もいました。これには本当に感動してしまいました。
先生も、まちなかで出会った小さなお子さん連れのお母さんも子供たちも、あちらから声をかけてくれました。
今回松山へ行ったのは、まちや暮らしについてお話をするということが目的としてあったのですが、今まで頭で考えていたまちが、現実にあった…というような気持ちになりました。
やはりお互いのことや全体のことを考えて造られたまち、それを守り続けていこうというという気持ちが、人を育てるのではないかと思いました。知らない人には近づかない、と教えられることも多い中で、実はこういう習慣の方が子供たちを守ることにつながるのかもしれないですね。
こういった出来事が、内子のまちが他の観光地化された古いまちと何かが違うと思った理由の一つかもしれません。
「~風」や「~ハウス」バラバラのデザインで好き勝手な方を向いた家、緑もなくコンクリートで埋められた庭、そういう家々が建ち並ぶ住宅街では、こんな光景を見るのは難しいことかもしれません。。。
このことは、今回の旅の中でもとっても心に残る出来事でした。