益子義弘さんの講演会

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こんにちは。スモールスペースの平間です。
長く寒い冬でしたが、やっと先が見えてきたというか
陽が長くなって明るくなってきて、春を感じる時期になってきましたね。
西尾さんの投稿の春の花の画像もうれしい。。

先日、建築誌「住宅建築」主催の益子義弘さんの講演会に行ってきました。
以前はよく講演会などに出かけていたのですが暫く足が遠のいていました。
久しぶりに気持ちをリセットしてもらえた気がしました。
住宅建築2月号は「安息の居場所を刻む~益子義弘の仕事~」という特集を
組んでいて、この号に掲載されている、益子さん設計の裏磐梯のホテリ・アアルト
のお話の他に、益子さんがこれまでに大きな影響を受けてこられた方々の
言葉や出来事などを、とても静かな口調で語ってくださいました。
これまでも同じ流れを汲む方々のお話は何度も聞いたり接してきているので
斬新な真新しい話が出てくるわけではないのですが、
同じ空気の中で声を聴いていると、ああ、そうだった・・・
と心に響いてくるのです。
時代の先端をいくデザインではなく、人々の暮らし居場所を考える、
現実をとらえて住宅を作っていく。ささやかな日常。日々の暮らし。生活の基盤。
一見当たり前のことで、何度も聞いたり見たりした言葉かもしれないけど、
業界の流行りみたいなものに流されず、モチベーションを保ちつつ
実践し続けることのすごさを感じ、そのようにしていきたいと思える貴重な
機会でした。

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