温泉について

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こんにちは。市川の投稿です。
今日は、昨夜まで降っていた雨が上がって気持ちのよい朝になりました。そんな中、あっと言う間にブログの順番が回ってきて焦って文章を考えています。
この前とある温泉地に行ってきたことでも書きます。
都内から車で3時間、群馬県吾妻郡中之条町にある四万温泉です。特に温泉に執着があるわけではないのですが「積善館」という江戸時代創業の老舗旅館を目当てに足を運んだわけです。

到着してひと通り散策して、ひとっ風呂。そのあと旅館企画の歴史ツアーなるものに参加しました。
ガイド役の社長曰く、この四万温泉は日本で数カ所しかない飲泉できる温泉でクセのない泉質だが効能はバッチリ。温泉というと今の私たちには楽しい旅行で行くところだが、医学が発達していない時代は、各地からわざわざ何日もかけて徒歩で向かい、長期滞在しながら病気を治す、言わば病院に近い役割だった、と力説していました。炊事洗濯はセルフで、七輪や調味料をシェアしながらの共同生活だったようです。
そう聞くと何と無くありがたさの感じ方が変わって、想いにふけりながら湯に浸かったり、あがったあとも肌のスベスベ具合が違っているように思ってみたり。木造なので廊下を歩くとギシギシ鳴るし、隣りの部屋の話し声も良く(?)聞こえます。それも全て納得してしまいます。
建築的な評論は他の記述に任せますが、江戸時代から残るビップルーム、それはつまりお侍さんが泊まる部屋ですが、天井が妙に高い。それは刀を振っても届かない高さだそうです。すごいモジュールです。それにしても旅館で刀を振るビップなお侍でどんな人なのだろう。「料理がまずい!」と板さんを斬り付けるのでしょうか。次回社長に聞いてみましょう。
普段長湯はしない私ですが、滞在中ほとんど湯に浸かってました。とても楽しい時間になりました。是非行ってみてください。

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