小江戸川越第九の会

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こんにちは。スモールスペースの平間です。
橋垣さんのマンションリノベーションの現場、素敵ですね。
私も見学会にお邪魔する予定です!

趣味のお話の続きになりますが、年末の第九(ベートーベン)の演奏会に
参加させていただいています。
川越で毎年行われている、団員を毎年公募している演奏会で、
昨年初参加させていただきました。
演奏するのも譜面を見るのも初めてで、必死でしたが、
今年は楽しさの部分が大きくなりました。 
先日、今回初めての合唱との合せ練習があったのですが、
オーケストラ70人と合唱180人、合わせて250人が一斉に音を
出すと、巨大な音楽のうねりの中に巻き込まれて、飲み込まれ
そうになります。特に人の声というのはすごいです。
その中で必死にしがみつくという感じではあるのですが、
なんとも言えない感覚に包まれます。。
よろしければ是非聴きにいらしてください。

紅葉 と 落ち葉

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こんにちは、西尾です。
秋の紅葉が、まさに今ピークを迎えていますね。
さまざまな花が多く咲かなくなった今の季節ですが、紅葉する植物たちはそれ以上と言っても良いくらい心惹かれます。
今日は、庭を管理するうえでの簡単なルールみたいなお話をしたいと思います。

これは、我家の庭なのですが、ちょうど先週(11月18日)の様子です。
自生の樹木や野草をそのまま残し、それとの調和を考え 植物を選び植えています。
落ち葉の掃除がいよいよ忙しい季節にもなってきましたが、我家の庭の落ち葉は、霜の降りなくなった春先まで掃除することはありません。道沿いだけはやるのですが…。
私の住む所沢の冬は、なかなかに厳しく霜で地面が凍りつきます。 落ち葉はちょうどその霜よけになってくれるからです。
そして、落ち葉も風景のなかの1つと考えています。このあたりは、カツラの落ち葉なのですが、かぐわしい香りを放ち深呼吸したくなります。

これは、とある公共の花壇のきっと今頃の様子だったと思います。
秋は、多くの一年草 パンジーやビオラなど…春まで長く咲く苗が出回り淋しい秋から冬を彩ってくれます。 しかし、これらの花は、園芸業者によって温室で生産された「春」の花です。 園芸店に売っている植物も 野菜と同じように さまざまな季節に咲く植物が売られています。
このようなパンジービオラの花壇の場合…やはりまめに落ち葉を払って「春の風景」を作ってあげないと 手入れしていない汚らしい花壇に見えてしまいます。 そんなことからも、メンテナンスがそれだけ必要になってくるとも言えます。
家と庭の風景 お互いがお互いを邪魔しないように…

アカシデの下にあるアジサイアナベル…こんな枯れた花がらも秋の風景に馴染んでいます。 このようなものは、春先まで残し 徹底して「春の花」は植えません。植える場合は植木鉢に寄せ植えして楽しみます。

シモツケ・ライムマウント と コバノズイナ の紅葉
新芽も美しく、花も楽しめ、紅葉も美しい という四季おりおり楽しめるこのような低木は、1本あるとお庭の風景作りに重宝しますね。

江戸からかみ

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先日浅草に、江戸からかみをお施主さんと一緒に選びに行ってきました。
最近、襖といえば戸襖(板戸に襖紙を貼った戸で、いわゆる襖より戸厚が厚い)を採用していたのですが、現在建築中の和室は、将来お茶室としても使うという話があったので、江戸からかみを貼った従来の襖にしようと考えました。

以前勤めていた事務所で京唐紙をよく使っていて、京唐紙を見学に行ったことはあったのですが、江戸からかみは初めて拝見しました。京唐紙との違いをうかがったところ、江戸からかみは関東大震災や東京大空襲で版木が焼けてしまい、復刻して大判化したそうです。

ちなみに江戸時代の版木はこちら、小さいですね。

襖の製作工程も展示されていました。

文様と文様の色、地の紙の色の組み合わせで、選択肢がありすぎて悩ましいですが、江戸からかみの特長である、おおらかな文様の「萩」に決まってひと段落。
こんな文様です。

襖のできあがりが、とても楽しみです。またお知らせしたいと思います。

左官壁 光と影に 見惚れます。

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相羽建設さんと小金井市で進めてきた
うつろいハウスの現場です。
完成が近づき最終コーナーにさしかかってきました。

薩摩中霧島壁の左官仕上げです。

建て主さんご夫婦と職人さんで
細かく仕上げの風合いを確認しています。

ボードの上にどんどん材量を塗りつけていく職人さん・・・

左官仕上げがすすむのと同時に
室内にきれいな光のグラデーションがあらわれてきます。

本当に空間が生まれ変わる感じ。

猫君たちも、気に入ってくれるかな?

12月9日(土)10日(日)に
建て主さんのご厚意により
見学会を開催させていただくことになりました。

詳細は後日お知らせします。

相羽建設のホームページ
または相羽建設発行の「ainoha」
でも後日情報掲載を予定しています!

目地

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月後半はフリーテーマということで、先日、金沢に行ったときのお話しをします。

いろいろ見学しましたが、谷口吉生さん設計の鈴木大拙館を拝見しての感想です。鈴木大拙さんという宗教学者の記念館で、ライブラリーのほか瞑想するための空間があり、造作のディティールが無く厳粛と緊張が空間を支配した建築です。

中でも驚いたのは目地の計画でして、約600mmを基準にした目地がプランのすべてを支配していて、床タイル、池底のタイル、天井、池の周りのRC塀の目地が完全に揃っていました。600の1.5倍、2倍、3倍のピッチで寸法が決まっているようでした。

そのタイルの目地に合わせて、わざわざ建具の敷居の石にまでV目地を彫っていました。執念すら感じます。

設計初期から目地計画が検討され、かなりの量の施工図を描き、完全にコントロールされた現場監理がなせる業で、結果、この努力が緊張感のある空間を可能にしたのだと思います。

勉強になりました。。。

ちゃぶ台を囲んで

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こんにちは。スモールスペースの平間です。

今週の日曜日、私の事務所兼自宅で、こちらのblogでも告知させていただいた
「働く家~小さな家の改築と庭づくり~」を行いました。
お天気もよくたくさんの方にいらしていただき、とても楽しい一日になりました。
今月のblogテーマは食卓、ということでこの写真はその時のお昼のものです。
午前の部と午後の部の合間に相羽建設さんやあいらぼのメンバーみんなで
ご飯(と言ってもとても簡単なものですが)を食べました。
今までの生活で、円卓は初めてだったのですが、なんだかとっても楽しい。。
直径90cmのちゃぶ台をこの時は9人で囲みました。
私はこれまで座の生活が長かったせいか、このように畳に座ってご飯というのが
落ち着きます。親戚で集まった時のような雰囲気で。。。

イベントでは熱心にメモをとってくださったり、意見を言ってくださったり
和気藹々とした雰囲気でとてもよい会になったと思います。
人と人の距離が近い、この小さな場所のおかげもあったかもしれません。
「働く家~」では、人が集まったり街との関わりをもつと楽しい、という主旨の
お話をさせていただきました。
お店をしたりワークショップをしたりというところまでは難しいとしても、
道に面して緑を植えたり、夜は外灯をつけたり部屋の灯りがもれるようにして
道行く人が和むようなことをするだけでも街との関わりはできる、というような
お話もさせていただきました。
そして西尾さんの小さな庭づくりのお話。季節によって楽しめたり、
メリハリをつける植物の配置のしかたやお手入れのしやすい庭づくりなど
皆さん活発に質問してお話を聞いてくださっていました。
来年5月(予定)の西尾さんのお宅の庭でのイベントにも参加したい!という方も
たくさんいらっしゃいました。

以前設計させていただいた建て主さんがいらしてくださったり、
神奈川など遠くから、そしていろいろな縁でお越しくださった方々
とてもうれしかったです。皆さま本当にありがとうございました。

テーブルにも座卓にも

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こんにちは。
いろは設計室の橋垣史子です。

今回のテーマ「食卓」。

私がこれまでに設計した家では、床はフローリング(木の板)で、そこにテーブルと椅子を置くということが多いのですが、友人や親戚など大人数が集まる時には椅子が足りなくなるので座卓だったらいいな、というご要望もあります。

上の写真の家のテーブルは、普段はこのように椅子にあわせて使っているのですが、脚の部分がT字型になっていて、向きを変えると高さが低くなるので、みんなで床に座って座卓を囲んで食事をすることができます。

テーブルとは別に座卓を用意しておくのは場所をとってしまうので、1つで両方を兼ねるこんなテーブルもいいですね。
この時には大阪の家具屋さん「ZOO」の永田さんにつくっていただきました。

そして。
ちょこっとだけなのですが、現在発売中の雑誌「クロワッサン」に掲載していただき、この家のプランや写真も小さくですが紹介していただいています。こんな感じです。
よろしければ、書店に行かれた際にはぜひお手にとってご覧いただけるとうれしいです。

まかない

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こんにちは。 西尾です。

今月のお題は「食卓」
みなさんのこだわりのテーブルや椅子を拝見して、使い込むって素敵だなぁとじんわりおもいました。

「食卓」と言うワードを改めて調べてみると・・・

1. 食事の用に供するテーブルや机。
2. 1より転じて、家庭の食文化を指す。

と出ていました。

住まいを設計するとき、私たちは住まい手の方たちがどんな暮らしをしてゆくのか、想像を膨らませながらペンを走らせたり、マウスを操作させたりしています。
そんな想像が、ちゃんとできること。
普段から 自分自身もちゃんとした食事の時間を 食卓を囲む時間を 大切にしてゆかなければとおもっています。

建築設計事務所でも そんなおもいを一緒に働く所員と共有できるよう「まかない」と称し、作って食卓をみんなで囲んでいるところがあります。
伊礼さんの事務所がまさにそうですし、宮脇さんの事務所でも「まかない付」の事務所でした。


これは、11月12日に開催されるイベント「働く家」小さな家の改装と庭づくり の打合せと庭の打合せで、平間さんの「働く家」にうかがった時、2人でささっと作ったお昼ごはんのまかないです。
作っているときも、台所の使い方の話や、食べているときにこそ イベントのアイディアが浮かんだりしました。


これは、今年5月私の家で開催した「緑でつながる庭づくり」のイベント当日のお昼ごはん。
休憩 1時間半の中で、お手伝いをしてくださるメンバーの方々にしっかり美味しいものをお腹に入れていただこうと、相羽建設スタッフの立田さんと 西尾で準備した、おにぎりや作り置きの野菜メニューがこんなに並びました。
みんなで食べるごはん、楽しいです。

あさって11月12日、先ほど触れました、平間さんのイベントが開催されます。
まだ残席がありますので、ぜひ遊びにいらしてください。
お待ちしております。

お申し込みはコチラ
相羽建設イベントページ

それぞれの椅子

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今回のテーマは「食卓」ということで、みなさんの写真をながめていたら、この家の食卓を思い出しました。

大きな瓦屋根の家で、食事をする空間が吹き抜けていることもあり、存在感のあるテーブルがいいねということになりました。
茅ヶ崎の家具屋 イヌイット ファニチュア inu it furnitureさんに、家を見てもらい、イメージを伝え提案してもらったのが、古民家の梁をつないだテーブルです。

蝶々型のちぎりで、2本の梁が結んであります。

そして椅子は家族3人、それぞれ違うデザインにしました。
昨年、竣工して10年が経ったということで久しぶりにうかがったのですが、少年は青年に成長し、相変わらずご家族3人仲良く暮らされていて、とてもほのぼのとした気持ちになりました。

年季の入った食卓

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テーマが食卓ということで
我が家、カヅノキハウスの食卓をご紹介します。

結婚当初、下北沢にあったヒッカドゥアという
インドネシア家具を扱うお店で購入したダイニングテーブルです。

かれこれ20年近く使っています。
もともとアンティークな材料で組み上げられたテーブルのようで
よく見てみると・・・

こんなツギハギ部分もあります。
何度かお店にメンテナンスもしてもらって使い続けていますが
先日ホームページを検索したところ見当たらなかったため
閉店してしまったのかもしれません。
少し残念ですが、いろいろと家族の思い出や
これまでの建て主さんと打ち合わせを重ねてきたテーブルでもありますので、
大切に使っていきたいと考えています。

それともう一点。
我が家にはもう一つの食卓があります。

卓袱台です。
その時の気分で、テーブルで食事をしたり
卓袱台を囲んだりと使い分けています。
卓袱台のいいところは、
床に直接座るので、リラックス感が最高です。
それと丸い形に家族が並ぶので、
距離感が近くなる気がします。

日曜の夜は卓袱台で食事の後、
トランプ大会・・・がうちの定番です(笑)。

ちなみにこの卓袱台もアンティークで
世田谷区北沢にある山本商店で購入しました。

http://www.antique-yamamoto.co.jp/

このお店所狭しとアンティーク家具が置いています。
実用的な家具類がほとんどで、
修理もしてくれますし、
価格もリーズナブルなのでおすすめですよ。