以前から行きたかった
展覧会に行きました。
1つめが乃木坂のギャラリー間で開催中の
「中山英之展 ,and then」
ギャラー間はTOTOが運営する建築専門のギャラリーです。
中山さんは、非常にコンセプチュアルで挑戦的な建築をつくっている建築家です。
家の中に道が通っていたり、廊下みたいな細長い家だったり
「どうやって住むんだろう?」と思わせる家たち・・・。
![](http://ai-labo.info/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/1.jpg)
最初のフロアでは、中山さんの手書きの解説文や
試行錯誤の過程が模型などで展示されています。
![](http://ai-labo.info/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/2.jpg)
![](http://ai-labo.info/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/3.jpg)
アイデアの出発点から、
建築として構築していく様子を見ることができる
とても魅力的な展示です。
そして2つめのフロアでは、
中山さんが設計した建物で、
実際どのような暮らしが営まれているのかを
垣間見ることができる映像が上映されています。
![](http://ai-labo.info/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/4.jpg)
それぞれ別々の監督さんが6つの映像作品を撮っています。
暮らしそのままを、飾らず気取らず追いかけたものや、
その建物構成がわかりやすいように
カメラの配置や撮影方法を工夫された作品があり
こちらもとっても面白いです。
中山さんの住宅は、
住む人たちの日常を含めての表現作品なのだと感じました。
もう一つは森美術館で開催中の
「塩田千春展 魂がふるえる」
![](http://ai-labo.info/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/6.jpg)
![](http://ai-labo.info/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/8.jpg)
![](http://ai-labo.info/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/7.jpg)
塩田さんは現代美術のアーティストです。
写真でもわかるように、作品の中を通り抜けられます。
現代美術を語ることは私にはできないのですが、
圧巻の迫力でした。
解説パネルで気になった一文が・・・
居住空間は第三の皮膚だそうです。
刺激的な展覧会で
創造力の充電ができたかな?!