スタンダードで トラディショナルで 上質なもの

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しまだ設計室 島田です。
前回の中村さんの記事で興味をそそられて、
早速、松浦弥太郎さんの本を買って読みました。
本の中で「スタンダードで トラディショナルで 上質なもの」
という言葉が出てきました。
松浦弥太郎さんが愛するものたちに共通するキーワードのようです。
シンプルで特別目立つわけでもないけど上質なもの・・・
そんなもの達と、とことん付き合って
味わい深い表情になっていくのを楽しむのはいいものですよね。
今回はそんな私のお気に入りを紹介したいと思います。
まずは漆の飯椀です。



輪島市の福田敏雄さんという作家さんが作られたものです。
福田さんは特に「普段使い」の塗りにこだわっているとのことですが、
ちょっと厚みと深みのある塗りの表情がとてもいいです。
いろいろと作家さんはいるのですが福田さんのものがやはり好きです。
妻の友人が勤めていた「スペースたかもり」というギャラリーで
出会って以来毎日愛用しています。
次に革の財布です。



以前に友人が設計した「Wild Swans」という革小物のお店を
見学に行きました。
そこに並べてある財布がとてもいい感じで「欲しい!」
と思いました。
結構高かったのですぐには買えなかったのですが、
半年ほど前に思い切って購入しました。
財布は毎日使うものです。
それもポケットに入れたり、鞄の中に放り込まれたり結構過酷な
環境にさらされます。
使い始めて半年ですが全く型崩れせず、いい味が出てきました。
最後にもう1つ、中華鍋。



これは上質かどうかはわかりませんが、
大学院時代にルームシェアしていた友人から卒業時に
譲り受けたもので18年ぐらい使っていることになります。
いまでも毎日のように使っています。
「スタンダードで トラディショナルで 上質なもの」
家づくりでも自分の設計する建物が、
そうありたいと思います。   
という締めくくり・・・。

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